越後三山末端 大力山(504m) 2013年5月19日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 4:12 宝泉寺−−4:26 送電鉄塔−−4:58 大力山山頂 5:04−−5:21 送電鉄塔−−5:31 宝泉寺

場所新潟県魚沼市(旧小出町)
年月日2013年5月19日 無雪期日帰り
天候曇り
山行種類ハイキング
交通手段マイカー
駐車場宝泉寺に駐車場あり
登山道の有無遊歩道あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望あり
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント宝泉時より往復。山頂まで(正確には笠倉山や城山まで)遊歩道が整備されている。下山後に発覚したが、私が踏んだ山頂は地形図の504m標高点ではなく490m肩だった。ただし、ここに山頂標識類が設置され東屋も建ち、一般的に山頂とされる場所である。展望良好。越後三山が見える




登山口の宝泉寺(下山時撮影) 立派な道が期待できる
案内地図。城山までつながっているようだ
出発。まだ暗い 登山口(下山時撮影)
最初は杉植林 地形図の神社マーク
鳴倉山 尾根上に明瞭な道
送電鉄塔 あのピークが山頂
階段も整備されている
タムシバ この付近は灌木の背が低い
ツツジの類 イワカガミ
山頂直下で樹林が開ける 大力山山頂。ただし地形図の504m峰ではなかった
案内標識 ブナの植林
大力山から見た鳴倉山〜駒の頭
大力山から見た越後三山と笠倉山
大力山から見た小出の町
いくつかルートがあるようだ 登山口から送電鉄塔までこれがある
もうすぐ登山口 熊ではなく猿か


 前毛猛山は負荷が軽く短時間で終わったので次の山に行こうかとも考えたが、好天で日中は気温が上がって暑いくらいとなり、木陰に車を止めて昼寝を決め込んでしまったためパス。その代わり、翌日の天気予報は思ったより崩れないことが判明したので、日曜早朝に軽く1山登ってから東京に帰ることにする。場所は小出ICから近い大力山。4月に登った笠倉山や黒禿の頭と尾根続きで登山道で結ばれていることは知っていた。地形図では登山道の表記は無いが、北西側の千溝集落に登山口があることも調べが付いていた。

 日曜早朝、まだ真っ暗な時刻に登山口の宝泉寺に到着。飯を食ってまだ薄暗い中を出発。立派な案内標識が立っているので暗くとも迷う心配は無い。普通の登山道ではなく「中部北陸自然歩道」とのことで「関東ふれあいの道」のようなものだろう。登山道のレベルは超1級と考えてよいだろう。

 最初は暗い杉植林を登る。道端には石仏だか石碑だか石が設置されている。信仰登山の名残だろう。最初の肩のような小ピークでお堂が登場、地形図の神社マークだろう。その先で杉林が終わって背の低い自然林に変わり、周囲が少し明るくなり大力山の山頂ピークが姿を見せる。送電鉄塔を過ぎても道は立派。登山道にはみ出した横に寝た灌木はきれいに伐採され、体に触れる樹木は皆無だ。ところどころに植物の名前が書かれた札が下がっていて「マルバマンサク」というのもあった。マンサクは花が咲いていればすぐわかるが、花が終わって葉を付けた状態では全く分からない。花といえば道端にはイワカガミがたくさん咲いていて、タムシバの白い花もあちこちで見られた。ツツジの類の花も多い。標高がこれくらいの山だと今が花盛りのようだ。登山道や道端に残雪は全く見られない。出発時にスパッツを持っていくのを忘れたのに気付いてしまったと思ったのだが、この分だと雪を踏む機会がなさそうだ。

 階段も整備され至れり尽くせり。やや背の低い落葉樹に覆われた尾根を緩やかに登っていき、最後に突上げるとまるで防火帯のように広い範囲で立ち木が伐採された広場のような場所に到着。てっぺんには東屋が建ち、大力山の山頂標識が立っていた。ここが山頂のようだ。北側の平野部の展望は申し分ないが、東、南、西は低い立木で微妙に視界が邪魔されるのですっきりと見えるわけではないが、一段と高く白い越後三山は木の上に姿を見せている。

 これだけ整った場所で環境省の大力山山頂標識もあったのでここが山頂だと疑いもしなかったが、下山してGPSロガーの記録をPCにダウンロードしたら地形図上の大力山山頂に達していなかった。私が立ったのは490m肩(小ピーク)だったようだ。でも一般的にはそこが山頂とされているわけで、心残りがないわけではないが山頂を踏んだということにしていいだろう。別の機会があったら正確な大力山山頂を目指してもいいかな。

 まだ朝の早い時間で気温が10℃程度のためか、虫にまとわりつかれることもなく、昨日の前毛猛山で活躍した虫よけスプレーの出番は無し。でも日中は酷いかな。もう中低山は虫対策をしないとひどい目に遭う時期になってしまった。梅雨に入るとさらにひどいことになるのは確実。残雪の藪山シーズンが終わってしまったら、みんな登ってしまった山ばかりだが残雪のアルプスに切り替えるか。

 まだ朝5時を少し回った時刻なので登ってくる人は皆無。下界に広がる水田を見下ろしながら尾根を下り、最後は宝泉寺へ。天候は雲が多いが隙間から青空も見えているくらいなので、たぶん日中になれば他に登山者がやってくると思う。ちょっと時間はかかるが笠倉山まで足を延ばす人もいるかな。

 

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